コピーの長さはどうすればよいか?

セールスコピーは、文章が長いという特徴があります。

なぜでしょうか?

短い文章のほうが、多くの人たちに読んでもらえそうに思えます。

見た目も、短い文章のほうが圧迫感もなく、良い印象を持ってもらえそうです。

しかし、セールスコピーの役目は、言うまでもなく、読み手にカッコイイと思ってもらうことでも、センスが良いと思ってもらうことでもありません。

セールスコピーは、一つでも多くのレスポンスを獲得することが、唯一の目的です。

商品購入、サービスへの申し込み、問合せ、見積もり依頼、サンプル請求などのレスポンスを、1件でも多く獲得することが、セールスコピーの役目なのです。

つまり、セールスコピーには、商品の必要性、良さ、得られるベネフィット、今すぐ買う理由など、レスポンスを得るために必要な情報は、すべて書かれている必要があります。

「空白は何も売らない。」という言葉がある通り、
読み手は、コピーに書かれている情報を読み、その商品を申し込むかどうかを検討します。

つまり、情報不足は、セールスコピーにおいて、機会損失でしかありません。


文章が長すぎるから売れない、ということはありません。


売れない理由は、「必要な情報をすべて出し切れていない」、
また、「文章が無駄に長い」、「面白くない」だけなのです。

訴求すべき内容をすべて出し切った後、推敲を重ね、その結果、文章が長くなったという状態が、理想の長さです。


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大橋一慶

「売れるコトバ作りの専門家」。2002年からネット広告のベンチャー企業に入社して以来、大手ADSLプロバイダーの見込み客リストを10万件以上獲得するなど、多くのWEBプロモーションを成功させる。独立後はセールスコピーライターとして、1,000件以上の広告に携わり、年間10億円の売上に貢献するなど、ネット・紙媒体を問わず多くの案件を成功させる。なかでも「売りにくい商品を売ること」が得意で、学習塾、リフォーム、不動産、保険など、差別化が難しく、広告の反応が冷え切っている業界でも驚異的なレスポンスを叩きだす。株式会社みんなのコピー代表取締役。