売上が増える値段の見せ方(価格の表示方法)

価格の表示は、セールスで重要。ちょっとした表示の違いで「これは安い!」「これって安いの?」と受け取る印象が大きく変わります。今回は、価格の表示方法について、3つのテクニックをお伝えしましょう。

【テクニック1】大台割れ価格

「980円」「1,980円」「19,800円」などの値付けを見たことはありませんか?これらは「大台割れ価格」と呼ばれます。

「大台割れ価格」とは、値段の桁を一つ下げる、または、上位の桁の数(一番左の数字)を一つ下の数字にする手法。

たとえば、1,000円の商品であれば、桁を一つ下げて980円にする。30,000円の商品であれば、左端の桁数を一つ下にして29,800円にする。ちょっとしたことですが、人は「数値の桁数」が違うと実態以上の価格差を感じると言われています。

また、980円や2,980円など「8」を使うケースが良くみられますが、これは、日本人が「8」に末広がりのイメージを持つからと言われています。実際、海外で8を使った値段表示を見ることは、ほとんどありません。

【テクニック2】ジャストプライス価格

「大台割れ価格」とは、逆の戦略で「ジャストプライス価格」というものがあります。これは、「500円」「3,000円」「10,000円」など、端数のない、きりのよい価格で表示する戦略です。

ジャストプライス価格は、お得感を訴求する戦略ではありません。狙いは、買い物をしやすくすること。

たとえば、全品3,000円のセール中の場合、いつもみたいに値段を気にせず、商品を選ぶことに集中できます。つまり、購入を決定するまでの時間が早まります。

「あの服は3,200円でこっちは2,980円」「デザインは3,200円がいいけど安いのもいいなぁ」「もうちょっとだけ考えてみよう」などの迷いをもたらしません。

お得感の高いジャストプライス価格ならば「どれでも3,000円ならこの機会にあれもこれも買っておこう」というアクションも期待できます。100円ショップがわかりやすい例です。

飲食やアパレル、雑貨などの店舗型ビジネスにおいて「ジャストプライス価格」はとても有効な価格戦略です。

【テクニック3】○○円引き

「○%オフ」と「○円引き」の表示ではどちらが効果的なのでしょうか?お客さまが、商品価値をどのように認識しているかで変わります。

たとえば、お客さまが高い価値を感じる一流ブランド商品であれば「○%オフ」の表示が良く、二流以下のブランドだと「○円引き」の方がよく売れると言われています。

つまり、多くの場合「○円引き」の方が、訴求力が高いということ。しかし、あまり知名度が無い商品でも、顧客からすれば高い価値を感じているケースも考えられますから、スプリットテストをオススメします。

それでは、今回の話をまとめましょう。

売上が増える値段の見せ方

1.「大台割れ価格」
値段の桁を一つ下げるか、上位の桁の数(一番左の数字)を一つ下の数字にして、安く見せる方法。

2.「ジャストプライス価格」
端数のない、きりのよい価格を表示する方法。狙いは、お客さまが買い物をしやすくすること。飲食やアパレル、雑貨などの店舗型のビジネスで有効。

3.「○○円引き」
一流ブランド商品であれば「○%オフ」が良く、二流以下のブランドだと「○円引き」の方がよく売れる。

参考になったらツイッターやフェイスブックなどでシェアしていただけると嬉しいです。

The following two tabs change content below.
アバター

大橋一慶

「売れるコトバ作りの専門家」。2002年からネット広告のベンチャー企業に入社して以来、大手ADSLプロバイダーの見込み客リストを10万件以上獲得するなど、多くのWEBプロモーションを成功させる。独立後はセールスコピーライターとして、1,000件以上の広告に携わり、年間10億円の売上に貢献するなど、ネット・紙媒体を問わず多くの案件を成功させる。なかでも「売りにくい商品を売ること」が得意で、学習塾、リフォーム、不動産、保険など、差別化が難しく、広告の反応が冷え切っている業界でも驚異的なレスポンスを叩きだす。株式会社みんなのコピー代表取締役。

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

「売れるコトバ作りの専門家」。2002年からネット広告のベンチャー企業に入社して以来、大手ADSLプロバイダーの見込み客リストを10万件以上獲得するなど、多くのWEBプロモーションを成功させる。独立後はセールスコピーライターとして、1,000件以上の広告に携わり、年間10億円の売上に貢献するなど、ネット・紙媒体を問わず多くの案件を成功させる。なかでも「売りにくい商品を売ること」が得意で、学習塾、リフォーム、不動産、保険など、差別化が難しく、広告の反応が冷え切っている業界でも驚異的なレスポンスを叩きだす。株式会社みんなのコピー代表取締役。