コピーライティングには、たくさんの技術があります。
なかでも、今回はすぐに効果がでる表現をお伝えしましょう。
それは「読み手に選択肢をあたえる表現」。
コピー終盤では、お客さんに申込みの決断を迫ります。
クロージングコピーと呼ばれる部分ですが、あなたはどのようなコトバで申込を促すでしょうか?
まずは、使用NGのコトバを知っていただきたいのですが…
「どうしますか?」と聞くのはダメ
その理由は「買う・買わない」の心理を生んでしまうから。
「買う・買わない」のテーブルに乗せられると、多くの人が「やっぱりやめておこう」とおもいます。
心理学では「現状維持の法則」「損失回避欲求」と説明されることもあるけど、ほとんどの人は、なるべくリスクを避け今のままでいたい。
ここで言うリスクとは、お金を失うリスク、買い物に失敗するリスクのこと。
「どうしますか?」は必要以上にリスクを感じさせるコトバなのです。
そこでオススメなのが…
「どちらにしますか?」
この問いかけをすると「買う・買わない」の心理が「選ぶ・検討」の心理に変わる。
「買おうかな、やめておこうかな」ではなく「どちらにしようかな?」という感情に変わる。
この大きな違いがわかりますか?
たった一言で「Yes or No」というシビアな世界から「Choice」という「買う前提の世界」へ導いています。
この表現を使うには、2パターンの商品を用意する必要はありますが、多くのケースで成約率アップに役立ちます。
もちろん、欲しくないモノを並べられても「う~ん、どれにしよう」とは思わないので、商品力が重要なのは言うまでもありません。(クロージング以外のコピーも重要)
もし、あなたの書いたコピーが、それなりに反応があるならば?試して損のない表現法の1つです。
「申込が増える8文字のコトバ」いかがでしたか?
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大橋一慶
「売れるコトバ作りの専門家」。2002年からネット広告のベンチャー企業に入社して以来、大手ADSLプロバイダーの見込み客リストを10万件以上獲得するなど、多くのWEBプロモーションを成功させる。独立後はセールスコピーライターとして、1,000件以上の広告に携わり、年間10億円の売上に貢献するなど、ネット・紙媒体を問わず多くの案件を成功させる。なかでも「売りにくい商品を売ること」が得意で、学習塾、リフォーム、不動産、保険など、差別化が難しく、広告の反応が冷え切っている業界でも驚異的なレスポンスを叩きだす。株式会社みんなのコピー代表取締役。
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