追伸は、第二のヘッドライン
セールスレターを読んでいると、最後に「追伸」が書かれているのをよく見かけます。
信じるかどうかは別として、追伸は、ヘッドラインや書き出しを読んだあとで、2番目に重要な部分と言われています。
多くの人は手紙を読むとき、見出しを確認したあとに、手紙の最後に目をやります。
一見すると、あまのじゃくな行為に見えますが、実はこの行為がチャンス。
追伸に、オファーや特典の内容をまとめることで読み手を食らいつかせ、広告全体を読むように仕向けることもできるのです。
読み手の行動を引き起こすパワフルな追伸は、広告の反応を2倍にも、3倍にも増やします。
シンプルで効果的な「追伸の書き方」
追伸に書くべき内容には色々ありますが、以下が代表的なものになります。
1. 広告で提示したオファーや要点のまとめ
2. 行動、決断を促す文章。期間や在庫数の限定生などを訴求する。
3. 全額返金保証付きであり、ノーリスクで購入できること
4. 商品への情熱やメッセージ。読み手の役に立つことを約束する。
追伸を書くときのポイントは、「2つ」です。
第一に、「回りくどい表現はしないこと」
第二に、「手短に購入や申込みを促すこと」
では、実際に追伸の例を見てみましょう。
誠に勝手ながら、商品のお申し込みは定員になり次第、締め切らせて頂きます。もし、締め切り後のお申し込みになりました場合、残念ながらお断りすることもありますので、あらかじめご了承くださいませ。ご興味をお持ちでしたら、いますぐお申し込みください。
今回ご紹介する商品は、先着100名様限定となっております。この機会を逃すと、次にいつ仕入れることができるかわかりません。また、今週中お申し込み頂いた方に限り、無料プレゼントもご用意しています。お得なこの機会に、ぜひ、お申し込みください。
このように、追伸では、数量や期間を限定して「緊急性」を演出するのが効果的です。
最後の「もうひと押し」で、さらに成約率アップを目指しましょう。
推奨書籍
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大橋一慶
「売れるコトバ作りの専門家」。2002年からネット広告のベンチャー企業に入社して以来、大手ADSLプロバイダーの見込み客リストを10万件以上獲得するなど、多くのWEBプロモーションを成功させる。独立後はセールスコピーライターとして、1,000件以上の広告に携わり、年間10億円の売上に貢献するなど、ネット・紙媒体を問わず多くの案件を成功させる。なかでも「売りにくい商品を売ること」が得意で、学習塾、リフォーム、不動産、保険など、差別化が難しく、広告の反応が冷え切っている業界でも驚異的なレスポンスを叩きだす。株式会社みんなのコピー代表取締役。
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