キャッチコピーの反応を高める魔法の言葉とは?

レスポンス広告の場合、キャチコピーはシンプルで、
読み手が得られるベネフィットがわかりやすいほど良いと言われています。

しかし、それだけでは思うような反応が出せない事実をご存知でしょうか?

その理由をお伝えする前に、まずは、キャッチコピー製作の手順についてお話します。


Q. 売れるキャッチコピーを作る、2つの手順とは?


反応の良いキャッチコピーを作るには、二つのステップがあります。

一つ目のステップは、「何を言うか?」

つまり、ターゲットが一瞬で注目してしまう「素材」を決める段階です。

魅力的なベネフィット、無視できない強烈なオファー、好奇心が激しく揺さぶられ、その先がどうしても知りたくなるエピソードや新着情報など、どの素材をキャッチコピーに使うかを決定します。


二つ目のステップは、「どう言うか?」

文学センスに溢れた、アーティスティックな言い回しをしろというのではありません。

ポエムのようなコピーは、レスポンス広告において何の効果も発揮できません。

レスポンス広告で求められるのは、「売るための表現力」。

キャッチコピーで使われる「素材」をそのまま伝えるのではなく、ターゲットの興味が激しくかき立てれられ、欲求が覚醒するような、シズル感の高い表現が求められます。



Q. シズル感の高い表現とは?


例えば、

「コラーゲンがたっぷり!」

という表現よりも

「プルプルのコラーゲンがたっぷり!」

という言葉のほうが、本能に働きかけます。


また、

「もっと節約したい人のための家計簿」

よりも、

「もっとお金が貯まる、魔法の家計簿」

という言葉のほうが、プラスイメージが働き、興味を刺激されます。


さらに、

「初心者向け、株式投資マニュアル」

よりも

「初心者が、株式投資で失敗しない方法」

の方が、手に入るベネフィットをより身近に感じられます。


このように、ちょっとした表現の違いで、キャッチコピーの訴求力は何倍にも高まります。

では、どうすれば、キャッチコピーが魅力的な表現になるのでしょうか?



Q. キャッチコピーの表現を魅力的にする方法とは?


その方法は、言葉の引き出しをたくさんスットクしておくこと。

結局、表現を変えるということは、別の言葉に置き換えるということです。

つまり、人を引き付ける言葉をたくさん知っていれば、表現の幅も広がり、キャッチコピーをより魅力的にビルドアップできます。

そのためには、常日頃から、ネット、DM、チラシ、テレビ、雑誌、看板、ポスターなどで見るレスポンス広告に注目し、参考になる表現は、メモして整理するぐらいの取り組みが必要です。

また、以下は、レスポンス広告において効果が実証されている、人を引き付ける言葉の数々ですので、ぜひ、表現を高める際の参考にしてください。

■ キャッチコピーの反応を高めるマジックワード

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他にも言葉の引き出しを増やしたいならば、
堀田博和氏の著書「バカ売れキーワード1000」を参考にされることをお勧めします。

また、同じ意味で、違う言葉を探される場合は、シソーラスの類語辞典が便利です。

「シソーラス 類語辞典」
http://thesaurus.weblio.jp/

あと、これは個人的な意見ですが、書籍のタイトルは、かなり参考になる言葉や表現が使われておりますので、アイディアに困ったら、アマゾンで書籍検索してみるのも良いでしょう。

それでは、今回の話をまとめましょう。


A. キャッチコピーの反応を高める方法とは?

1. 反応の高いキャッチコピーを書くには、シズル感の高い魅力的な表現が必要。
2. 表現を魅力的にするには、言葉の引き出しをたくさん持つこと。
3. アイディアに困ったら、書籍のタイトルを参考にしてみる。


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大橋一慶

「売れるコトバ作りの専門家」。2002年からネット広告のベンチャー企業に入社して以来、大手ADSLプロバイダーの見込み客リストを10万件以上獲得するなど、多くのWEBプロモーションを成功させる。独立後はセールスコピーライターとして、1,000件以上の広告に携わり、年間10億円の売上に貢献するなど、ネット・紙媒体を問わず多くの案件を成功させる。なかでも「売りにくい商品を売ること」が得意で、学習塾、リフォーム、不動産、保険など、差別化が難しく、広告の反応が冷え切っている業界でも驚異的なレスポンスを叩きだす。株式会社みんなのコピー代表取締役。